2年生生活科、3年生理科向けのかんさつカードを作成しました。ダウンロードは下記青字リンクをクリックしてください。
2年生生活科 かんさつカード
3年生理科 かんさつカード
活用のポイント
かんさつカードを使うとき、小さな子どもたちとの作業はたいへん!しかし時間内に終わらせたい!
そんなふうにみなさん思うと思います。そこで、私なりに気をつけていたことを以下にまとめてみました。
①何より大切なのは「段取り」!!
2〜3年生のクラス全員が効率よく観察するためには、クラス・学校の形態に合った段取りはどうするのかが大切です。5w1Hで考えてみましょう。
いつ:時間は何時間とるか(時間きっかりで終わらせるためにどうするべきか)
どこで:校庭にみんな出るのか(その場合は持ち物を指示して校庭に出させておくべき)
教室や廊下に植木鉢持ってきてかくのか(昇降口混まないようにどう指示するか)
誰が:班ごとに動かすか。一人一人動かして大丈夫か。
何を:複数育てている場合は全て観察するのか、一つに絞るのか。
(複数育てている場合は、オクラ観察した子とマリーゴルド観察した子に結果を話合
わせるジグソー法を用いてもよいかも)
また、色塗りはさせるか。何行書かせるかなどのルールは先に提示すると良い。
なぜ:めあてをどこにもたせるか。(導入をどう工夫するか)
どのように:長さ、色、形など何に着目させてどのように観察して欲しいのか。
また、タブレットを活用する先生もいらっしゃいました。それぞれじぶんの植物を写真に撮って、教室に持ち帰ってかくのです。
②特別な支援をいる子への配慮を考えた板書・授業設計
学期初めに行う場合は、まだクラスもまとまっておらず、子どもたちも慣れていないことが多い。そのくせにやることは多く、時間はかけていられない。
私なら、子どもと一緒に名前〜タイトルまで書かせてから、個々の活動にする。
あらかじめ着眼点(色や形など)を伝えておくことで、書くことが思い浮かばない子への手助けとする。
また、活動が終わる時間に差があると思うので、終わったらやることを伝えておく。
小さい学年を動かすときは、こういった様々な配慮が必要ですよね。みなさんの参考になれば幸いです。
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