ちいちゃんのかげおくりプリント 授業計画・ミニ指導案

国語

単元の目標(学習指導要領より)

◎様子や行動、気持ちや性格を表す語句の量を増し、話や文章の中で使い、 語彙を豊かにすることができる。 (知・技(1)オ)
◎文章を読んで理解したことに基づい て、感想や考えをもつことができる(思・判・表 C(1)オ)
◎登場人物の気持ちの変化や性格、情景について、場面の移り変わりと結び付けて具体的に想像することがで きる。(思・判・表 C(1)エ)

授業計画例 10時間扱い

時数内容
・感想を書き、友達と読み合う。
・単元の見通しをもつ。
2〜6・場面ごとに、情景やちいちゃんの変化を読み取る
7〜8・学んだことをもとにレベルアップさせた感想文を書く。
9〜10・感想文を友達と読み合い、感じ方の共通点や相違点をもとに、交流し合う。
・学習の振り返りをする。

授業プリント

多様な子にも分かりやすい授業用のプリントを作成しました。下記青いリンクよりダウンロードしてください。板書計画の参考や、宿題等にもぜひご活用ください。

ユニバーサルデザインを意識した指導ポイント

・3年生後半になり文章のボリュームも増え、読み取りが難しい子どもたちもいます。絵本の読み聞かせで子供たちが興味をもちやすくすると良いと思います。

映像教材を用いて、昔の戦争を想像しやすくする工夫もいいと思います。私が以前担任したクラスでは、戦争の映像をみたことがない子ばかりだったので、「ほたるの墓」の空襲部分を視聴させました。見せる前と見せた後では、子どもたちの食いつきがまったく違いました。第二場面の空襲のシーンは戦争を知らない子には想像つかないものでしたが、映像によってより緊迫感が分かりやすくなったようです。youtubeでも空襲のアニメがいくつかアップロードされているので、参考資料として利用するのもよいと思います。(中にはショッキングな映像もあるので、一部分だけ見せると良いでしょう。)

学習に見通しをもたせることで、安心して学べる子供たちがいます。子どもたちに分かりやすい学習計画表を提示するのがおすすめです。今回は中学年になって学ぶ、場面ごとのちがいを明確にしながら読み進めるプリントを作成しました。心に残った場面の感想文を書く活動も良いと思います。

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